ご挨拶

1.21世紀の国際的な人財交流を推進するグローバルネットワーク事業の展開

現在、急速なグローバル化が進むわが国には日本の大学等で学ぶ外国人留学生が過去最高の13万2,720人(2009年5月1日現在)となりました。

今や、留学生のみなさんがこれからの国際交流や社会の発展に果たす役割は益々大きくなっていくと考えられるようになりました。

従って、留学生のみなさんがわが国で大学等卒業後、どのような針路を希望しているかについて知ることによって、その針路選択を支援することは受入国のわが国にとっても重要な課題となっております。留学生も在学中に自分たちが持っている知識を生かした日本社会への国際協力や文化交流などの貢献に強い希望を持っていることも活動継続ではっきりと解かりました。(学校の国際理解教育事業・地域の生涯学習国際文化事業)

当協会は1997年の留学生の就職支援ゼミナール“FORUM SIENCE”の開催以来、留学生の就職に関するアンケート調査(関西圏留学生1,431名)や企業の留学生採用に関するアンケート調査(関西圏企業500社)においても留学生のみなさんの半数以上が日本に残って就活に励み日本企業に就職したい希望を持っていることも周知のとおりになりました。(別紙:全国留学生就職サポートセンター機能、PDF、127KB)

その時から留学生を中心にした国際交流事業と、わが国の行政機関・企業・団体等の要請に基づく連繋を図りながら、在日の留学生、OBOG留学生をはじめ在日外国人、一般市民と共に21世紀の国際的な人財交流を推進するグローバルネットワークを創造し、国際協力及び国際平和貢献活動を継続してきました。

さらなる21世紀の国際的な人財交流を推進するグローバルネットワーク事業の展開を充実して推進に励みます。

これからも当協会の活動にご支援ご協力をよろしくお願い申しあげます。

2.留学生の保証人として体験してきたこと~今も思うこと

私が初めてマレーシアの留学生に出逢ったのは、1987年の大阪国際交流センターの催し「留学生と語り交流する集い」でした。あれから23年。1990年に国際教育文化交流協会を設立して、今年2010 年、おかげで当協会設立20周年を迎えることができました。

みなさまに心から感謝を申しあげます。まことにありがとうございました。

私が20数年の間に留学生との交流を継続してきた体験では、一般に諸国から勉学に来られている留学生は実際のところ、この日本社会で体験する「過程・現在の状況」がいかに厳しいものであるか。多くの留学生の味わいとは大筋このようなものでした。まず、日本語学校で1年間、日本語の猛勉強にはじまり、大学、大学院と卒業まで7年間、それぞれの専門分野において「学者」並みの知識や経験、教養を身に付けるまで研究に勤しみ、それこそ血肉を注ぎ込むようにして学ぶ留学生は、我々日本人が考えている以上に多くおられます。当協会の「世界の若者会議」は12年間開催していますが、優秀賞を受賞される留学生のみなさんの実力は「今はまだ発見されていない知的財産」「これからの日本、そして世界を担う重要なエンジニアたち」「未来を新しく創造することのできる智慧者」であると確信してきました。

これからも当協会は1990年設立から20年継続の留学生支援体験を活かした国際人財ネットワークの拡大を図るため事業を推進します。そして、彼らが自分の専門知識を活かして活躍したい現場として選んだ日本の最も基盤と言える『ライフステージ』が充実するようにとエールを送っていきます。

会長/理事長 田中カズ子

プロフィール

田中カズ子 1940年神戸市生まれ。
NPO法人国際教育文化交流協会 会長/理事長
担当:事業企画制作/総合プロデュース

  • (社)日本ユネスコ協会連盟個人会員。
  • (財)神戸国際協力交流センター評議員。
  • 神戸地区中国人留学生学友会顧問。

略歴

  • 1986年~留学生と交流。
  • 1990年12月5日 国際教育文化交流協会 設立。
  • 1990年 大阪市女性国際交流事業海外派遣(イタリア ドイツ フランス)。
  • 1992年 大阪市女性国際交流事業国内派遣(岡山 山口 島根)。
  • 1992年~1999年 台湾 インドネシア留学生の保証人。
  • 1993年 神戸市移籍 「平成5年度神戸国際交流賞」受賞。
  • 1993年~1996年 チャリティ事業企画制作/総合プロデュース
    世界の民族芸能舞踊音楽チャリティコンサート(8回)による国内外支援。
    阪神淡路大震災留学生救援活動
  • 1995年~ 倉光弘己氏に師事。外務省「APEC人材養成パートナーシップ」事業に関与。
    厚生労働省「留学生の就職に関する連絡協議会」委員。
  • 1997年  留学生の就職支援ゼミナール“FORUM SIENCE”開催。
  • 1998年~2008年 「世界の若者会議」を毎年企画制作。
    留学生の就職支援に関る諸問題をテーマに関係省庁諸機関後援指導仰ぐ。
  • 2007年~ 経済産業省「アジア人財資金構想」近畿ブロック(兵庫県)コーディネーター。
  • 2007年 兵庫県 「国際協力功労賞」 受賞。
  • 2008年 国際人財ネットワーク事業部「全国留学生就職サポートセンター機能」推進。